お酒はぬるめの燗がすき

45歳独身でもそれなりに楽しく暮らしてます。

飲み屋に行って着物を復活させたお話し

ブログを毎日書くとか言ってて、まだ3本しか書いていない…

でも自分としては頑張っている方だと思うので引き続き頑張ります。

 

先週の土曜日、お友達の呉服屋さんの着物会がありました。

着物会と言っても肩肘はったものではなくて、着物着て美味しい料理とお酒を楽しみましょうの会です。

毎回和服のお題が決まっていて、今回は“浴衣”でした。

浴衣は昨年一目惚れした反物から作ったのですが結局2回しか着る機会が無かったので今年は着る機会を増やして着たおしていこうと思っています。

 

着物は20代の頃から好きで成人式の時の振り袖やその後購入した訪問着2着を結婚式に招待される度に着ていたのですが、美容院で着付けてもらうのやヘアセットが面倒くさくなり次第に遠のいていました。

着物の存在を年数回思い出しては、着ないともったいない…でも着る機会もないし…なんだかなーと思っていたところ、一昨年飲み屋で知り合った(←ここでも飲み屋つながり!)呉服屋さんのところで着付け教室があることを知り、自分で着られるようになればあの着物たちを復活させることができる!と習いに行くことにしました。

着付けを習い始めて気がついたのは、私あんなに着物着ていたの何も知らない!でした。

着物を着るときは美容師さんに着付けをお願いしていたので知らないのは当然と言えば当然なのですが、必要なものも全く知らなかったのです。

若い頃、着付けに行く際はいつも母が一式を和服バッグに用意してくれていたので私はそれを美容院にもっていき、何をどう使っているのか全く関心無く、されるがままに着付けてもらっていたので、必要なものや名称などほとんど知らない状態だったのです。

それなのに20代の頃は着てましたーなんて呉服屋さんや着付けの先生にお話ししてたのに、腰紐やら帯枕やらまったく知らなくて恥ずかしかったです。

そんな、ほぼド素人の私も半年かけて何とか着付けができるようになり、念願かなって着物を着て飲みに行けるようになりました。

 

着物を着ているとふだんお酒を飲みながらガハガハ笑っている私も、おしとやかでステキな女性になったような気になり、自然と姿勢や歩き方まで変わってきます。お店の方が何かサービスしてくれたり、他のお客さんがとても親切にしてくれて良い気分でお酒が楽しめます。

40代半ばで開眼した着物のオシャレは奥深く、着方や帯・小物の合わせ方でステキだったりダサかったりで学ばないといけないところが多くありますが、キレイに着付けができた時の達成感や、かわいい帯や小物を選んで合わせてバシッと決まった時の満足感は洋服とはまた違う楽しみがあり、年齢を越えて楽しめる趣味がまたひとつ増えたのがうれしいです。

 

文章の中に出てくる呉服屋さんは静岡県三島市三嶋大社の横にある『さゝ谷』さんです。

センスが良く、お酒好きな店主さんが色々相談に乗ってくれますよ。

 

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